競馬もギャンブルである以上、金銭的利益の獲得はその大きな魅力の一つであります。高額配当を手にしたときの興奮はたまらないものがあるでしょう。こうした高額
配当の夢を見られるのも競馬の不確実性の賜物であります。競馬はレース競技でありますので、基本的に強い馬が勝ちます。しかしそれは絶対ではない。もし競馬が人間の
陸上競技のようにセパレートコースで実施されたり、モーターレースのようにタイムトライアルであったとしたら、高額配当はほぼ望めないでしょう。オリンピックや世界
陸上など見ても分かるように、こういう方式でレースをすると有馬記念 万馬券大体前評判の高い選手が勝利してしまいます。つまりまぎれが起こりにくい。競馬のように最大18頭で
ごちゃごちゃとレースをするからこそ、時に波乱が起こってしまうのです。
では、競馬では強い馬ではなく、なにに注目すべきでしょうか。それは有利な馬です。レース結果に影響する最も大きな要素は各馬の競走能力ですが、それ以外にも天候
や馬場状態、脚質、騎手などいろいろな要素が絡んで、レースを構成しているのです。その諸要素を勘案して上で、最も有利にレースを運べそうな馬が、最も勝ちそうな馬
ということになります。一例を示しますと、非常に強いフェブラリーステークス馬がAとそこそこの馬Bがいたとします。Aは差し追込み脚質で、Bは逃げ脚質であったとしましょう。普通であれ
ばA圧倒的有利ですが、ここに前日からの雨、重馬場、直線が短い競馬場という条件を加えてみるとどうでしょうか。Bの勝つ目が見えてきたのではないでしょうか。いず
れの条件もBに有利に働くからです。現にこういった重馬場や直線の短い小回りコースという条件は、波乱を巻き起こすことが多い条件ですので、大きなレースでも中山
開催なんかでは注意が必要ですね。